「アートをたずねる月」 企画第三弾
浦瀧恵美子 第2回写真展 「Timeless この世のあの世」
2006/10/24(火)〜2006/10/29(日) 13:00〜21:00 / 入場無料
お気軽にお越しください。
 

アートスペース タートルベイは浦瀧恵美子写真展「Timeless この世のあの世」を開催致します。

浦瀧恵美子は2000年に生活の場を出身地の北海道札幌市から福岡市に移しました。
福岡で彼女は写真家の奥勝浩氏と出会い、本格的に写真の勉強を始めます。

現在、若い女性のための写真教室「プチフォト写真教室」で講師を務めながら、職業写真家として活動しています。

今回の写真展に飾られる作品は「異空間へ誘うトラベル・チケット」のように感じます。

彼女は私達が普段、何気なく見ている景色をいろいろな角度や様々な光の下で切り取るために朝、昼、夜と問わず出掛けて行き、気になる場所には繰り返し通い詰め粘り強く、貪欲に撮影します。そして印画紙に焼き付けられた時、「時間も分からない、何処に存在しているのかも分からない」不思議なイメージが浮かび上がるのです。

シュールとリアルという相反するものを内包している13点のカラー・オリジナルプリントが皆様をお待ちしています。

今後、ますますの活躍が期待される浦瀧恵美子の写真展「Timeless この世のあの世」を是非ご高覧いただくと共に貴媒体においてのご掲載をお願いいたします。

お問い合わせ先

ART SPACE TURTLE BAY
〒810-0062 福岡市中央区荒戸1-9-21 仙成ビル2F
TEL:092-725-5889
Email:turtle-bay@w7.dion.ne.jp

蔭山正明
 
 
「アートをたずねる月」 企画第三弾 浦瀧恵美子 第2回写真展 「Timeless この世のあの世」
 
 
アーティスト・ステーツメント
 
’03年12月28日 札幌発福岡行 全日空726便
福岡に越して3年たって余命いくばくもない父を見舞うために初めて帰省した。
その帰りの機内の中で、着陸態勢に入ろうと高度を下げ始めたときのことだった。
上空では澄み切った青空だったのに高度を下げるごとに厚い雲が覆い始めてきたが程なくして抜けきって玄界灘が見え始めたとき、雲の隙間から光が射し込む海と西日が見たこともない情景を作っていたので、すかさずカメラを持って景色が変わるまでの間ずっと撮り続けていた。

1年後、父は亡くなった。72歳。
長かったのだろうか。短かったのだろうか。

これまであまり関心を傾けることのなかった命についてリアルに考えるようになった時、少し視点が変わった。もしかするとそれは父からのもう一つの遺産なのかもしれない。

「この世のあの世」。
現世にいながら見える一瞬の美しさ。
それは時として別の世界に見えるものなのではと錯覚しかねないもの。
時間や場所や日常の具体的なものなどを感じさせない亜空間的な要素は、振り向いたときのその一瞬にその角度でしか起こりうるかもしれない。
それを探し出して、印画紙という現実に写し出すこと。
ここに作品を出す今も、これからも、私のライフテーマのひとつとして撮り続けるものになるでしょう。

2006年 浦瀧恵美子
Profile

 
アートをたずねる月
 

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